藤原竜也(たっちゃん)北野武様は大好きなので目当てで購入。
当時は、ここまでやるのか。と少し引いた気がする。
今となると、この手の殺戮系の映画はそこら中にあり。
人が死ぬ。という点からは、（フィクション上だけでは）見慣れた感がある。
でも。テンポ、俳優さんのキャラクター、答えを我々へと、問いかけてくるストーリー。
決して、素敵なとは言ってはいけないのだろうが、素晴らしい作品だと思う。
しかし、北野様のオーラは、なんでしょうね。
引き込まれる。
教師が泣き寝入りしない、大人を舐められたらいけないって決意したキタノが魅せる。
「私語してんじゃねえー」と北野チョーク投げる。
人の事を嫌いになるには覚悟が必要なんだよ。コレ名言。たっちゃんのあのお馴染みの演技がどうも引き込まれるんだよなー
くさい演技通り越して、本当すごいと思う…
単なる殺戮映画ではなく、メッセージ性もあり奥が深い。変わり行く時代の流れの中で、難しい世の中ではあるが、考え方も手法も、その時代に合わせて適切でないといけないというアンチテーゼである。
ビートたけし（北野武様）の存在感は大きく、劇中のあの独特の絵も印象的だ。深作＋北野がこの作品を良い作品にした。