最初に観た時は、ところどころに配置されている伏線（犯人の家に救急車が突っ込み炎上した後や
彼女を助けられるといった未来から来た自分からのマグネットを使ったメッセージ等）を見逃してしまうが、終盤一気に回収される。
主役(デンゼル様)はもちろん、脇を固める俳優もヴァル・キルマーらベテラン勢の為、彼らの演技力で観る者を圧倒させる。
逆に、演技力の無い俳優が演じていたらつまらない内容になっていたかも知れない。
本作はシリアルキラーを思わせるような犯行シーンもあり、SFやアクション以外にサスペンス的要素も含んでいて幅広い内容を楽しめる。ジャケットの色合いが暗いので、損をしている感はあるが隠れた名作と言える。