この作品は主人公のロバート・デ・ニーロ様と
アル・パチーノ様と同じぐらいの年齢の方が観るべきか、ある程度の人生経験のある真の男が観るべき映画だと
私は思う。
日本人が考えたと思われるキャッチコピーは非常にいただけない。
「銃撃のシンフォニー」というのは最低のキャッチコピーで
何もこの作品はアクションシーンだけが魅力でも何でもない。
私なら
「真の男のプライドとプライドが激突する。
果たしてその結末は・・・」
にした方が絶対にいいと思う。
この映画は20歳代の男には人生経験を積んでいないという点において魅力を感じないだろう。
30歳後半から50歳以上の男で、かつ20歳代で本当の意味で命懸けで生きてきて心に傷や痛み負った男なら
この作品の良さは解ると思う。
いずれにしろ、クライムムービーの最高傑作であることは間違いがないと私は思う。
あと、マイケル・マン監督は殺伐とした夜を撮るのが
本当に上手い。